校長あいさつ

 本校は、100年以上の歴史と伝統を誇る桐生高校と桐生女子高校が統合して誕生し、今年で開校5年目を迎えました。全日制課程には各学年8クラス(普通科6クラス、理数科2クラス)、計24クラスが設置されており、県内の公立高校の中でも最大規模を誇ります。また、通信制課程には230名を超える生徒が在籍しており、全日制と同じ校舎で教育活動を行っています。

 桐生高校・桐生女子高校が築いてきた伝統や優れた取り組み、特色ある教育活動を継承しつつ、さらに魅力的な「新生桐生高校」を目指して、さまざまな取り組みを進めています。

 本校の教育目標は、「生徒の自由な発想やチャレンジ精神を尊重し、幅広い知識の習得とその活用を通じて、未来を切り拓く力を育てる」ことです。この目標を支える柱として、「豊かな人間性」「確かな学力」「チャレンジ精神」の3つを掲げています。

 生徒たちは、学校行事や部活動に主体的に取り組み、授業を基盤とした日々の学習や探究活動の中で、課題に前向きに挑戦する姿勢を育んでいます。こうした活動を通して、目標とする資質・能力の育成に力を注いでいます。

 また、高校生活を通じて、異なる考え方や価値観を理解し、互いに認め合う姿勢を育てることにも力を入れています。これにより、より良い社会の実現に向けて困難を乗り越え、挑戦していく意欲と気概を持った生徒の育成を目指しています。

 本校では、桐生高校の「独立自尊」、桐生女子高校の「自主自律」に加え、新生桐生高校の「向学共励」という3つの言葉を校訓としています。生徒一人ひとりが活発に行動し、自らの夢や目標の実現に向けて成長していける、そんな学校づくりを進めています。

 

群馬県立桐生高等学校

校長 新井 高広