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日誌
スクールサミットに参加しました
4月9日(日) G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合機運醸成事業「スクールサミット」がGメッセ群馬で開催され、3年生3名が発表してきました。テーマは「MAYU(低炭素スローモビリティ)の活用」です。またとない機会に、生徒会や一緒にMAYUについて研究してきたメンバーも駆けつけ、それぞれ意見を発信してきました。有識者の方や群馬大学の留学生からアドバイスをいただく等、大変意義深い時間をもつことができました。
1学年 探究基礎Ⅰ 情報科学講座
3月2日(木)の6限の探究基礎Ⅰの時間に情報科学講座を実施しました。
近年、目まぐるしく進歩しているAIやデータサイエンスなどの情報技術を背景に新たに開講された講座です。
本日は群馬大学理工学府 茂木和宏 先生をお招きし、大学で行われている研究の紹介やそのテクノロジーの説明を行って頂きました。
問題解決の意味を生徒たちへの問いかけから始まり、機械学習の技術の進歩についての内容でした。
なぜIT技術があるのか?というテーマでは、例えば人手不足など、困っていることを安価に解決することもIT技術の役割ということなど、テクノロジーの意義についても触れました
生徒たちは思ったことや考えたことをワークシートに記入し、本日の講演で得られた気づきをまとめていました。
1学年 探究Ⅰ 校内発表会
1月31日(火)4・5限に1学年の探究Ⅰの校内発表会が行われました。
昨年度はコロナの影響により会場を分散して実施しましたが、今年度は体育館にて発表会を行いました。
群馬大学、共愛学園前橋国際大学の10名の先生方をお招きし、生徒たちの研究発表について指導・助言をいただきました。今日の発表までに1学年は、「桐生学」と題して大学等の外部の先生方をお招きし、課題解決に向けた研究活動を行ってきました。
今年度はSSH4期目の初年度であり、理数科の40名についてはプログラミング講座が行われ、プログラミングを駆使し、RasberryPiと呼ばれる小さなコンピュータや各センサを用いた研究も行われていました。
本日の発表を終え、各大学の先生からは
「プレゼンテーションを通じたコミュニケーション力が今後の探究に生きてくることや、普段の授業が自分の考えを伝える力を培うことができる基礎となる」と講評をいただきました。
また、「熱心に取り組んでいる様子が印象的。大学生さながらの内容にも関わらずしっかりと取り組み、桐生高校、そしてSSHの取り組みの大きさを感じ、今後の探究活動に期待したい」と生徒へのエールを送っていただきました。
2学年からは本研究が始まります。桐高生のさらなる飛躍に期待しています!
2学年 探究Ⅱ 校内発表会
1月27日(金)に2学年全体で探究Ⅱの校内発表会が行われました。
生徒たちが4月から主体的に取り組んできた研究の成果をポスターにまとめ、発表しました。
群馬大学と共愛学園前橋国際大学の先生方にお越しいただき、「聴衆の気持ちを考えながら話す」、「適切な数値化をする」、「質問をする前提で発表を聞く」など話す側と聞く側の両方の立場に対するご助言をいただきました。
次の口頭発表会と報告書作成に向けて引き続き頑張ります。
1学年理数科 プログラミング講座6
今年度のプログラミング講座は、本日で最後の回となりました。1~4回ではRaspberryPiやPythonの基礎、各種センサー類の扱い方などを学びました。そして前回からは、班ごとにテーマ・課題を設定し、IoT機器の組み立てやPythonでのプログラミングに挑戦しています。
プログラムの実行時にエラーが出てしまったり、センサーからデータをうまく取得できなかったりと、四苦八苦する様子があちこちで見受けられましたが、群馬大学の先生方やTAの方々の力を借りて問題が解消できたときには、とても嬉しそうに声をあげていました。また、休み時間になっても手を休める生徒はほとんどおらず、真剣な眼差しでモニタや回路をのぞき込んでいる姿が印象的でした。
講座としては今回で終わりになりますが、研究を進めた成果を1月に発表する予定です。休み時間や放課後の時間を利用して、研究を継続していくことになります。どのような成果があがるのか、とても楽しみです。
群馬大学理工学府の中沢先生、茂木先生、またTAとして補助してくださった学生の皆様、教材の作成や機器の設定、生徒への指導など、お忙しいなかご協力いただきありがとうございました。
1年理数科スーパーサイエンス講座④
はじめに熱による分子運動によって発光する仕組みについて学びました。その後、ルシフェリン(ルシフェラーゼによって酸化されて発光する
1学年理数科 プログラミング講座5
これまでのプログラミング講座では、Raspberry piに接続したセンサー類から取得したデータを、Pythonプログラミングで処理する手順について一通り学習してきました。
5回目となる今回からは、自分たちで課題・テーマを設定し、各種センサー類の接続やプログラムのコーディングを自分たちで行うことになりました。
今回はゼロの状態から、機器の接続を自分たちで行わなければなりません。そのためか、暫くの間は作業が進まない生徒もたくさんいましたが、いざ進み始めるとアイデアがたくさん浮かんでくるようで、あれこれと活発な意見交換をする様子が見られました。
これまで扱っていない機器の接続や、複数センサー類からのデータ処理など、これまでより一歩進んだ内容に挑戦しようとするグループも多く、群馬大学の先生方やTAに積極的に質問する生徒がたくさんいました。
第2回SSH海外オンライン研修【3ヵ国同時中継:アメリカ・スイス・日本】
12月3日(土)にSSH海外オンライン研修が、本校視聴覚室で開催されました。7月に行われた第1回と同じく、講師はアメリカ合衆国オハイオ州にあるアクロン大学で教授を務める三好利一(みよし としかず)博士です。三好博士は本校のOBで、母校の生徒のために時差があるにもかかわらず、ご協力いただいております。
三好博士が担当している3人の大学院生、1人の大学3年生、そして、スイスでポスドクとして研究している中国出身の女性博士Yang Yao氏にお声がけいただき、なんと3ヵ国同時中継で研修を行いました。なんとスイスの時刻は午前0時過ぎでした。Yang博士、ありがとうございました。
時差の関係で、まず三好博士はスイスで研究しいてるYang博士を紹介してくださって、Yang博士がまず講話をしてくださいました。中国の大学を卒業して、ドイツの大学で修士を取得し、そして現在はスイスで博士として活躍しています。とても柔らかい笑顔の素敵な優しい方で、大変興味深い話をしてくださいました。生徒たちが真剣に話を聞き、その後、英語で質疑応答を行いました。
次に三好博士がアクロン大学の3人の大学院生とペンシルベニア州にあるカーネギーメロン大学で勉強している3年生をオンライン上に招待してくれました。このメンバーはアメリカ、中国、そしてネパール出身で、まず自己紹介をしていただきました。その後生徒たちとゲストスピーカーの4人とブレイクアウトルームに分かれ、グループごとに、英語でやりとりをしました。生徒たちは積極的に英語で話しかけたり質問を聞いたりして、興味津々の様子でした。大変盛り上がり、大幅に時間を延長して行われました。英語で積極的にコミュニケーションをとろうとする生徒の姿はとても立派でした!
アメリカだけではなく、様々な国の出身の方々や、実際にさまざまな国での留学経験のある大学生や博士と話すことができ、「カルチャーショックの経験はありましたか」とか「留学したときに何が一番大変でしたか」などの質問を聞いて、海外に興味がある生徒が現実的にイメージでき、とても貴重なアドバイスをもらうことができました。「この話を聞いて、自分も世界で活躍したい!」と思った生徒が何人もいることでしょう!実際に海外で研究することを考えている生徒もおり、三好博士やYang博士から、「そのときはうちの大学がリクルートします!」と言っていただきました。
コロナ禍でなかなか海外研修は難しい状況ですが、この経験ができて、生徒たちの視野が広がったと思います。これからの生徒の行動に変化が起こり、行動が変わり、将来、世界を舞台に活躍できることを期待しています!
三好博士に厚くお礼を申し上げます。このきっかけを作ってくださって、本当にありがとうございました。Yang博士、真夜中にもかかわらず、ワールドカップの話やスラムダンクや名探偵コナンの話まで混ぜながら、海外で研究することの楽しさを伝えてくださり、ありがとうございました。アクロン大学等に通う大学生、大学院生のみなさん、たのしい英会話のお相手をありがとうございました!
また、来年度(令和6年度)も三好博士のご協力でSSH海外オンライン研修を行います。来年はどのようなゲストが登場し、どのような研修になるのか楽しみです!
小学校出前授業
2年生探究のMAYU領域の12名が、桐生市立北小学校と桐生市立西小学校で「私たちの力で地球温暖化を防止しよう」というタイトルで出前授業を行いました。桐生市と群馬大学などが連携し市内を運行している低速電動バスMAYUに小学生と一緒に試乗し、MAYUの魅力や自分たちにできる環境保全について考えました。ひたむきに耳を傾け、独創的なアイデアを次々生み出す小学生の皆さんから教わることも多く、貴重な時間を共有することができました。
1学年理数科 プログラミング講座4
今年度第4回目となる、1年理数科対象のプログラミング講座の様子です。前回に引き続き、アナログ信号をデジタル信号に変換して処理することに取り組みました。
今回は主に「圧力センサー」と「加速度センサー」から取得したデータの処理に挑戦しました。また「サーボモーター」の接続も体験しました。
圧力センサーの接続では、前回の照度センサーの処理を応用してLED点灯から始めました。一つのLEDのON・OFFができた生徒は、3つのLEDを接続して圧力に応じて点灯パターンを変えたりすることにも挑戦しました。
講座としては、今回で最後となります。次回からはいよいよ自分たちでテーマ・課題を設定し、これまで学習した内容を踏まえてIoTプログラミングに挑みます。どのようなアイデアが出てくるのか、どんなプログラミングを駆使した成果物を制作し、課題解決できるのか、今から楽しみです。
2学年 探究基礎Ⅱ 科学英語講座
11月8日(火)14:00~16:00
1年時にもお世話になった群馬大学理工学府 海野雅史教授より『科学英語講座 ~学校を卒業してから使う英語~』をテーマに講義を受けました。将来、大学や社会人になってから英語でプレゼンをするための秘訣を学んだり、英語論文で用いる特別な表現を使って、実際に、英文を書くことにも挑戦しました。最後の生徒からの質問では、「英検の面接時に心掛けた方がよいことは?」や「リスニング力を身につける方法は?」など、より受験を意識した質問が出ました。大変有意義な時間でした。
1学年理数科 プログラミング講座3
プログラミング講座も3回目となりました。前回に引き続き群馬大学理工学府より講師の先生にお越しいただきました。
今回は、取得したアナログ信号をデジタル信号に変換して処理することに挑戦しました。まず手始めに照度センサーとLEDをRasberrypiに接続し、アナログ信号について確認をしました。
その後にはAD変換器を追加で接続し、取得したアナログ信号をデジタル信号に変換。さらにPythonのプログラムを介して電圧値を画面に表示しました。
最終的には、照度センサーから取得した値をもとに「しきい値」を設定し、一定以上の暗さになったところでLEDを点灯させるプログラムを作成しました。
3回目ということもあり、回路を組んだりプログラムを直したりするといった作業がスムーズになった気がします。参加生徒の成長が感じられ、嬉しく思いました。
次回は今回の続きで、アナログ信号の扱いを勉強する予定です。
1年理数科 プログラミング講座2
前回と同様に、群馬大学理工学府より2名の先生方にお越しいただきました。そして今回は内容が少し難しくなるということもあり、前回の倍となる6名の大学院生の方にTAとしてお手伝いをしていただきました。
今回の内容は、主に2つです。前半はI2C/SIP対応の温度・湿度・気圧・ガスセンサモジュールをRaspberry piに接続し、Pythonでプログラミングをしました。センサーの値がうまく取得できると、画面に部屋の温度や湿度などが表示されました。値の取得間隔を変えたり、温度などの値が一定以上変化したときのみ表示する、など生徒がそれぞれ課題をみつけて工夫している姿がみられました。
後半はWebカメラを使い、顔認識に挑戦しました。まずは、カメラで認識した顔を四角で囲むところから始めました。その後は、顔や目などを認識したらRasberry piに接続したLEDを点灯させる、ということにもチャレンジしました。
前回よりも高度な内容でしたが、試行錯誤を繰り返しながら自分たちでエラー部分を見つけたりできるようになってきました。次回以降の成長が楽しみです。
2学年 探究基礎Ⅱ スーパーサイエンス講座
令和4年10月18日(火)14:00~16:00
講師 弓仲 康史先生(群馬大学理工学部教授)
演題 「伝える力」~効果的に伝わるプレゼンテーション、コミュニケーション技法~
2学年の探究活動も終盤に差し掛かり、予定では10月25日(火)で探究活動の研究・調査は終了になります。以降の探究の授業では実験・調査した内容をまとめ上げ、ポスターを作成します。本日のスーパーサイエンス講座では、1月17日(火)のプレ発表会、1月27日(金)の探究発表会に向けたプレゼンテーション・コミュニケーションの技法を学びました。探究活動にとどまらず今後の様々な場面でも活かしてもらいたいです。
1年理数科 プログラミング講座
理数科の生徒を対象に、プログラミング講座を実施しました。講師として、群馬大学理工学府より2名の先生をお迎えしました。また、3名の大学院生の皆様に指導の補助をしていただきました。
「Raspberry pi」という手のひらサイズのコンピュータを使い、プログラミング言語「Python」を用いて電子工作を体験しました。今回は初回ということで、まずはLEDと抵抗で回路を組み、プログラムを組んで点滅させる実験を行いました。はじめはうまくいかず苦労しているようでしたが、LEDが点滅するようになると、とてもうれしそうな様子だったのが印象的でした。また、LEDを増やしてみたり点滅間隔を変えてみたりと、各自が工夫をしている様子もみられました。ボタンスイッチを用いて、自分でLEDをオンオフすることにも挑戦しました。
次回以降は、各種センサーから取得したアナログデータの処理や、Webカメラで画像認識などの内容を予定しています。
1年 第2回桐生学講義
9月20日(火)に引き続き、1年生の本格的な探究学習を始める上での課題設定等のヒントを得るために、桐生市役所の「生き生き市役所出前講座」を活用し、桐生学講義を実施いたしました。先日、生徒はすでに2つの講座を受講しているため、本日を含めて4つの講座を受講することができました。
この後、今回のお話を聞いて知った各分野での課題や構想をきっかけとして、1年生の探究活動を始動していきます。講義を行っていただいた桐生市役所のみなさまに改めまして感謝申し上げます!
1年 桐生学講義
1学期から続けて参りました探究学習のための「学びの技法」が終了しました。本日と10月4日(火)は、1年生の本格的な探究学習を始める上での課題設定等のヒントを得るために、桐生市役所の「生き生き市役所出前講座」を活用し、桐生学講義を実施いたしました。事前に生徒は桐生に関係する話題の中で、自分が興味のある分野を選んでもらっており、5時間目に1つ、6時間目に1つの講義を受けました。
各講義を通して、桐生市の目標や課題、その背景に複数の要因が関係していることが分かったので、それぞれの興味・関心に合わせて、課題を設定してもらいたいと思いました。講義を行っていただいた桐生市役所のみなさまに感謝申し上げます!
探究Ⅱ 研究の様子
先週の探究の時間から、フィールドワークに向けての準備が始まりました。
社会科学領域の生徒たちは、大学の先生から受けた講義を参考にデータを集めるためにアンケートを作成したり、インタビューをしたりしていました。
自然科学領域では、実際に実験に取り組み始めた班も多数ありました。まだ始めたばかりですので、思い通りの結果が出ていないようでしたが、これから分析・改善をしていき結論を導き出してほしいです。
続報をお待ちください。
探究基礎Ⅰ スーパーサイエンス講座
共愛学園前橋国際大学の学長、大森昭生様を講師にお迎えし、探究、研究の意義、研究プロセスと学びの技法などについてのお話をしていただきました。
探究とは、研究とは、そしてその違いについて、といった基本的な話から、学術論文の参照方法や、プレゼン手法といった具体的な内容についてまで、幅広くお話いただきました。また最後の質疑応答では、生徒達からの質問に対して、1つ1つ丁寧に、具体的事例を交えてお答えいただきました。
今後の探究活動に向けて参考になる話がたくさんあり、とても暑い日でしたが、生徒達が熱心にメモをとる姿が見受けられました。オンラインではなく対面で行えたことで、生徒に直接伝わり、刺激があったのだと思います。大森学長、ありがとうございました。
第1回SSH海外オンライン研修
7/16(土)の8:30~10:00という時間帯(アメリカでは19:30~21:00)で、標記の研修が行われました!1年生から3年生までの多くの桐高生に参加していただきました! 講師は、アメリカ合衆国オハイオ州にあるアクロン大学で教授を務める三好 利一(みよし としかず)博士です! 三好先生は、桐生高校OBです!
アクロン大学は、高分子ポリマーの分野では世界NO.1であり、マサチューセッツ工科大学や、オックスフォード、東京大学より評価は上だそうで、そんな世界をリードする大学で研究をできたのはたった1回の静岡での学会での発表がきっかけだったようです!
あっというまの1時間半でした!参加者からの質問が止むことはなく、2回目の質問でもいいですか?と尋ねる参加者もありました!この話を15歳から18歳の間に聞けたということは『ものすごい刺激』だったと思います!『自分の信念に従い生きること』『人との出会いを大切にすること』『自分の意見をもつこと』『自分で自分の進む道を模索すること』『英語は度胸!とにかく伝えたい!という思いで伝えること!』など、理系でなくとも、研究者を目指すのでなくとも、大いに参考になるお話であったと思います!
三好先生からは『私の話に同調する内容だけでなく、ここは私は異なる意見をもっています、という内容もお願いします』というコメントをいただきました。これも三好さんが大切にしている感覚なのだと思いました! 参加した桐高生のこの夏の行動が気になります!なにか一歩踏み出せるのではないでしょうか?そして、そんなモチベーションが持てれば、受験の困難さも苦にならず、突破していける気がしました!
2学期にも『第2回SSH海外オンライン研修会』を予定しています!あらたな参加者も、2回目の参加者も大歓迎です!!!
探究活動の様子
本日の第2学年における活動は、大学教授を招いてのテーマ検討発表会や3学年の口頭発表会を参考にテーマの再検討を行いました。
指摘事項の再確認、検討事項の整理をし、夏季休業中の調査内容の分担を決めました。
第3学年 探究Ⅲ 口頭発表会
第3学年の探究の代表班による、成果を発表しました。
発表後の質疑応答の際には、同じ会場で聞いていた第2学年の生徒から多くの質疑が発言され、とても活発な発表会となりました。また、最後には大学教授による指導助言をいただくことで、各班が研究内容・方法に関して見識を広げることができました。1,2年生にとってもこれから行う研究活動の参考となりました。
探究Ⅱ テーマ検討会
5月31日(火)の5・6限にて、テーマ検討会を行いました。
生徒や教員だけでなく、各領域ごとに大学の教授をお招きし、ご助言などをいただきました。
今回の検討会では、これまで決定した各班の研究テーマ、課題設定の理由、調査方法などを発表し、生徒同士で質疑応答をしました。最後に教授の先生方より、ご感想・ご助言をいただきました。
生徒は初めて大学の先生に直接ご指導していただいたことになりますが、教授の先生方に、修正すべき点をご指摘いただき、また、非常に興味深い多面的なアプローチを提案してくださったおかげで生徒たちの研究に対する目の色が変わってきたのが感じられるほどでした。
今回の検討会を通してさらに洗練された研究になる予感を覚え、期待が膨らみます。
1学年 探究活動
本日は、様々なメディアの特性を考え、その上で探究活動の趣旨にふさわしい具体的な情報収集サイト(身近な図書館の蔵書検索や論文を検索するためのサイトであるCiNii)を利用してみました。
図書館の蔵書検索はなじみのない人も多く、苦戦している人もいましたが、グループでの活動なので、生徒同士で確認し合いながら問題を解決していました。
1学年、探究活動の様子
本日3回目の探究の授業を行いました。
本日は「課題発見力」というテーマで、課題を設定するための練習を行いました。
5限は、アイデアを広げたり、整理したりするマインドマップを個人やグループで作成しました。
6限は、それを踏まえ、探究活動に適した課題を、5W1Hの視点に沿って立て、その検証可能性を検討しました。
個人活動は個人でしっかりと、グループ活動は活発に意見を交わす姿が見られました。
MAYUの試乗
5月17日(火)2学年・探究Ⅱ「MAYU領域」において、群馬大学理工学府教授天谷賢児様、株式会社シンクトゥギャザー代表取締役社長の宗村正弘様、株式会社桐生再生の登丸貴之様にお越しいただき、「地域力による低炭素社会構築Ⅱ」というテーマで講義をしていただきました。主に電気自動車を使った地域活性化について学びました。
生徒たちは、MAYUの基本構造を初めて知り、MAYUに興味を持ったように感じました。
MAYUの試乗は、生徒たちにとって貴重な経験となりました。加速がスムーズに感じたり、窓がないことが快適であったり、というような感想がありました。
今後、予定されているテーマ検討会に向けて、来週以降も再度班ごとに議論していきます。ありがとうございました。
MAYU班の様子
5月10日(火)2学年・探究Ⅱ「MAYU領域」において、群馬大学大学院理工学府の天谷 賢児教授をお招きし、「地域力による低炭素社会構築Ⅰ」というテーマで講義をしていただきました。
地元桐生市における公共交通機関の歴史を学び、これから先の時代における電動コミュニティーバス「MAYU」の重要性を講義していただきました。また、「MAYU」を用いて地域社会の活性化を図ることができることも知りました。
さらに、授業の後半では各班がそれぞれのテーマについて発表し、天谷先生からご助言していただくことができました。今後の研究に活かし、各班もう一度議論していきます。
探究Ⅱ グループの決定とテーマ設定
4月26日(木)の探究Ⅱでは研究をともに進めていくメンバーを決定しました。このグループは前回の活動で出した自分の設定した課題(テーマ・問い)と近い問題意識を持っている生徒同士で組むことになりました。そしてこの仲間とともにグループで一つの課題を設定しました。また、研究の進め方やデータの集め方なども考え始めました。生徒自身が興味のあることをテーマにしているため、非常にユニークなものも多く挙がりました。今後はこのテーマを基に研究の見通しを立て、調査していきます。
探究Ⅰオリエンテーション
本日6限に、1年生「探究Ⅰ」の学年全体でのガイダンスが行われました。
「決まった答えはなく、また、答えは一つではない」ことが「探究」の基本的な考えです。教頭先生のユーモア交えたレクチャーを通して、生徒たちはとてもやる気に満ちた様子で話を聞いていました。中でも「失敗を通して新たな知識や経験を身につけることも探究をやる上で重要」という言葉は印象に残ったようです。
先日行われた『学びみらいPASS』は、学力だけではないコンピテンシー(創造力、工夫力)を測るテストです。実はこの探究活動に大きく関わっています。1月の校内発表会後にもう一度受けますので、どのくらい向上させることができるか楽しみですね。
後半は、学年の先生より今後のスケジュールについての話がありました。今年度は「プログラミング講座」を新たに加え、1年生は主として「桐生学」をテーマとして進めていく予定です。
桐高の1年生は探究の旅へと一歩を踏み出しました。今後の活動が楽しみです!
*余談ですが「探求」と表記することがないように!ということをまずは生徒に定着させたいですね!
探究Ⅱ テーマ設定
本日の2年生の「探究Ⅱ」において、1年間自分が研究する課題のテーマを設定するためにマインドマップを作成しました。
マインドマップとは、1つのキーワードから関連する言葉を次々に連想していき課題を多角的に考察していくことです。
視野を広げることができるよう友人たちとの意見交換なども交えた活動を行いました。その結果、非常に賑やかな活動になりました。
今回設定したテーマを基に今後は10種類の領域ごとに研究を進めていきます。
探究Ⅱ校内発表会
本日、4・5限に探究Ⅱ校内発表会が実施されました。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、5つの会場に分けて実施しました。
探究で取り組んだ成果を発表し、指導・助言を受け、ほかの研究班の発表を聞くことで、研究内容・方法に関する見識を広げることを目的としています。また、身に付けたプレゼンテーションの能力を実践することで、さらにその力を伸長することを目指します。
探究Ⅱ 校内発表会リハーサル
2/15(火)に実施予定の探究Ⅱ校内発表会に向けてリハーサルを行いました。
発表を行う際には、自分の言葉で伝えることを意識しています。
リハーサル後は、ポスターの訂正や発表のブラッシュアップ、追加資料の作成に取り組みました。
桐生学
1月18日、探究Ⅰ「桐生学」の校内発表会に向けたプレ発表会を、各HRで実施しました。発表時間、質疑応答の時間も本番と同じ時間で設定し、各班とも試行錯誤しながら発表に向けての最終調整を行っていました。
探究Ⅱの活動
校内発表まで残り約1か月となりました。各班、実験やアンケート調査を実施し、まとめに入っています。発表用のポスターを見やすく、わかりやすくするために工夫をしましょう!
1学年理数科スーパーサイエンス講座④
12月8日(水)
1学年理数科を対象にスーパーサイエンス講座④を実施しました。理数科生徒対象の「スーパーサイエンス講座」全4回のうち今回が最終回になりました。
群馬大学大学院理工学府より、山田功先生とTA5名をお招きして「プログラミングと動作制御」をテーマに3時間連続の実験実習講座を受けました。2人1班で協力し合いながら「レゴ マインドストーム」を組み立てた後、各自のChromebookを用いて3種類の難易度の異なるコースに対してレゴブロックを正しく動かすというミッションにチャレンジしました。みな悪戦苦闘しながら真剣に取り組んでいました。3時間があっという間に過ぎてしまいました。
2学年 探究Ⅱ
本日の2学年における探究活動では、「ルーブリック評価」を実施しました。ルーブリックとは、到達度を示す評価基準を、観点と尺度からなる表として示したもののことです。研究を進めるなかでルーブリックを用いて自己評価をすることは、客観的に物事を考えられる力を身に付けられる機会になると思います。今後の研究に活かしてもらえたらと思います。
1年理数科スーパーサイエンス講座③
12月6日(月)に、理数科2クラスを対象に「スーパーサイエンス講座③」を実施しました。
今回は群馬大学共同教育学部から日置英彰先生とTA6名をお招きして「ウミホタルを教材とした酵素反応について」をテーマにした実験・実習講座でした。「加熱の順番を変えると発光の様子が変化するのはなぜか?」という課題に対して、各班で話し合い、それを証明するためにはどのような実験計画を立てればよいのかを、仮説を立て実際に検証するといったオリジナリティーのあるものでした。正解までなかなかたどり着けずに悪戦苦闘している様子がたくさん見受けられました。今後の探究活動を行っていく上で貴重な経験ができたのではないかと思います。
2学年「科学英語講座」
群馬大学理工学府の海野 雅史先生をお招きして2学年の「科学英語講座」が行われました。本日は「学校を卒業してから使う英語」というテーマで講義していただきました。
現代社会において、受験のみの英語だけでなく、グローバルの時代に合った英語力を身につけることが大切であり、自分が言いたいことが伝えられるかということです。科学英語をレポートする際には、5W1Hをきちんとし、目的を忘れずに感情移入せず情報を正しく伝えることを意識しましょう!!
1年理数科スーパーサイエンス講座①・②
11月11日(木)に1年7・8組の理数科2クラスを対象に「スーパーサイエンス講座」を実施しました。
今年度は、理数科生徒のみを対象とした「スーパーサイエンス講座」を4回計画していますが、そのうちの2回が今回の実施になります。
群馬大学共同教育学部から日置英彰教授とTA3名をお招きして「くすりの化学」というテーマで実験実習講座を2時間、群馬大学理工学府から石間経章教授とTA7名をお招きして「空気流動の可視化と簡易的計測」というテーマで実験実習講座を2時間の合計2講座を実施していただきました。
高校に入学して本格的な実験・実習は初めてだったため、全員が積極的に参加し、協力し合いながら実験実習に臨めていました。自分の将来の専門科目を決める上で、貴重な経験ができたはずです。
次回の理数科対象のスーパーサイエンス講座は12月6日を予定しています。
日置教授「くすりの化学」
石間教授「空気流動の可視化と簡易的計測」
1年「科学英語講座」
11/2(火)の探究の時間に、群馬大学理工学府の海野 雅史先生をお招きして1学年の「科学英語講座」が行われました。英語を使ってプレゼンテーションを行うと聞くと、非常にハードルが高く感じられますが、実際の学会での事例なども踏まえて、英語プレゼンテーションのコツなどをご教授いただきました。最後に生徒から活発な質問もあり、海野先生に丁寧に答えていただき、非常に熱のこもった科学英語講座となりました。
1年「桐生学」講義Ⅱ
10/19(火)、「桐生学」の探究活動に向けて、菊地医院の菊地雅子先生、桐生市教育委員会事務局の文化財保護課の萩原清史先生、桐生市役所公園緑地課の石井智陽先生をお招きしてオンラインで講義していただきました。菊地先生からは「いろいろな医者、開業医の仕事、新型コロナウィルス感染症の注意点と予防接種」という題で医師という職業、桐生・みどりの医療体制、新型コロナウィルスに対する知識についてなど興味深い話をしていただき、生徒からの質問にも答えていただきました。また萩原先生からは普通科の生徒対象に「桐生市の文化財」について原始時代から近代に至るまでの、桐生に遺る様々な遺構や文化財について講義していただき、石井先生からは理数科の生徒対象に「カッコソウの保全から地域の自然を考える」という題で桐生市のみに成育するカッコソウの保護についてお話ししていただきました。改めて医療・文化・環境保護の立場から地元「桐生」見つめ直すことができ、これからの桐生学探究を行ううえで貴重な時間となりました。
伝える力
プレゼンテーションを効果的に『伝える力』を学ぶため、群馬大学理工学府 教授:弓仲 康史先生 をお招きし、実施しました。コミュニケーション技術やプレゼンテーション技術について、 実践例を交えながらお話をしていただきました。今日のご講演で、 生徒も1月のポスター発表に向けての準備が進むことと思います。
1学年「桐生学」講義Ⅰ
10/5(火)の1学年の探究の時間は、今後実施される「桐生学」の探究活動に向けて3名の先生方をお招きし、講義をしていただきました。まず地元を代表する企業である森産業株式会社から研究開発部の田中祐生先生をお招きして「菌類・キノコをもっと身近に」というタイトルで企業における研究職についてのご講義をいただきました。また、普通科の生徒を対象に桐生市産業経済部観光交流課から髙島雄佑先生をお招きし、「桐生市内の観光資源を再発見!」という表題で観光面から見た桐生市の魅力をお話いただき、理数科の生徒を対象に群馬大学副学長の板橋英之先生をお招きし、「群馬大学発ベンチャーの挑戦」というタイトルで群馬大学が立ち上げたベンチャー企業「GUDi」の活動について興味深い話をしていただきました。10/19(火)の「桐生学」講義Ⅱを受けて、いよいよ「桐生学」の探究活動が始まります。ユニークな研究に繋げられるよう、今日の講義を活かしてもらいたいと思いました。
1学年「桐生学Ⅰ」オリエンテーション
9/28の1学年の探究Ⅰの時間は、これから実施する探究活動「桐生学Ⅰ」についてのオリエンテーションを実施しました。これまでの「学びの技法」で身に付けた課題設定・情報収集・整理分析・表現力などを駆使して、地元桐生について自ら課題を設定し、探究していくためにどのような手順を踏んだら良いかということを、オンラインで学習しました。分散登校が続いているので、半数の生徒は自宅での受講となりましたが、この後行う探究活動についてイメージを持つことができました。また学習の後半では、google jamboardを用いて桐生について意見を深めました。いよいよ来週,桐生学についての外部の先生方の講義を聴いて、探究活動が始まります。有意義な探究に繋がってくれればと思います。
2学年 探究Ⅱ
探究活動も大詰めとなってきました。
徐々にオンラインにも慣れ、共同作業でアンケートを作成したり、実験結果をまとめたりしています。
1月には発表会も行われます。着実に研究活動を進めましょう!
R3.9.21 1学年探究「学びの技法」
本日の1学年探究のテーマは、学びの技法「プレゼンテーション力」でした。引き続き分散登校のため、教室とオンラインの両方で授業が行われました。
生徒たちは4、5人程度のグループに別れ、言葉だけで相手に情報を伝える課題やプレゼンテーションを行う課題に取り組みました。自宅の生徒も班ごとにオンライン会議に参加し、発表や討議を行いました。実際にプレゼンテーションを体験することで、発表の形式や意義・方法を理解するとともに、相手に伝えることの大切さ・大変さを学ぶことができました。
1学年 探究基礎Ⅰ スーパーサイエンス講座
9/7(火)の5・6限、サーパーサイエンス講座を前橋国際大学の大森昭生学長をお招きして実施しました。緊急事態宣言下で分散登校が行われているため、半分の生徒はホームルームでリモート配信、残り半分の生徒は自宅でのオンライン視聴となりました。
「答えがないから面白い~探究・研究の意義&研究プロセスと学びの技法~」と題して行われた講演は、探究と研究の違い、課題の立て方など探究活動を行ううえでの基礎の部分や、最終的に探究活動を行うことでどういうことを身に付けるかなど、根幹的なお話をしていただきました。今日のご講演で生徒も、これから探究活動を行うに当たって具体的なイメージを持つことができ、非常に有意義な時間となりました。
探究基礎Ⅱスーパーサイエンス講座
研究方法を学ぶため、
共愛学園前橋国際大学教授:奥田雄一郎先生
群馬大学教授:関 庸一先生
2名の大学教授をお招きし、講義をしていただきました。
緊急事態宣言中のため、半分の生徒は各HRで視聴し、半分の生徒は自宅でオンラインで講義を受けました。
SSH生徒研究発表会
8月4日(水)、5日(木)に神戸国際展示場にて行われたSSH生徒研究発表会(第1部ポスター発表)に、3年生の代表班が参加しました。
全国から集まったSSH指定校の代表生徒や審査員の先生方とのディスカッションを行えました。
また、8月20日(金)にWeb開催された、第2部 全体発表会に参加しました。
各領域の代表校6校による発表を聴き、いい刺激を得られました。
2学年 探究Ⅱ
8/26より分散登校となり、探究活動も各班オンラインミーティングで活動内容を確認しました。
画面共有をしたり、チャットを利用したりして有意義な活動となりました。