SSH通信

日誌

プログラミング講座 第2回

10月17日(火)に、第2回目のプログラミング講座を実施しました。講師は前回に引き続き、群馬大学大学院理工学府の中沢先生と茂木先生です。

前回はRaspberry Piの基本的な使い方や、LEDを使用して簡単なpythonプログラムの処理手順などを確認しました。今回はまず初めに、前回の回路にプッシュスイッチを追加して、ボタンの状態に応じてLEDをON・OFFするプログラムに挑戦しました。画面ではON・OFFが切り替わってもLEDが点灯しなかったり、LEDの点灯・消灯が逆になってしまったりと悪戦苦闘している姿も見られましたが、上手く仕上がったときはとてもうれしそうな様子が見られました。

LEDの後には、温湿度・気圧・ガスを計測できる複合センサーを扱いました。時間の都合などもあり今回は簡単に触れる程度となってしまいましたが、次回以降時間がとれれば具体的な処理の体験をする予定です。

ここまではディジタル信号について学びましたが、最後にアナログ信号の基本を学習しました。照度センサー・LED・抵抗を用いて回路を作り、照度センサーの状態に応じてLEDに加わる電圧が変わる(明るさが変わる)ことを体験しました。次回以降は、アナログ信号を処理するプログラムにも挑戦する予定です。

プログラミング講座プログラミング講座プログラミング講座プログラミング講座プログラミング講座

プログラミング講座 第1回

10月3日(火)、1学年理数科生徒を対象とした「プログラミング講座」の第1回目を実施しました。Raspberry Piというミニコンピュータを使い、IoTプログラミングを行います。

群馬大学理工学府より、講師として中沢信明先生と茂木和弘先生にお越しいただきました。また、TAとして研究室の学生のみなさんにもお手伝いをしていただきました。

今回は初回ということで、Raspberry Piの基本的な使い方から学びました。ターミナルを起動しコマンドを入力することで、ディレクトリの移動やファイルの作成など、基本的な操作をまず体験しました。

その後はいよいよプログラミング実習です。電子工作では基本となるLEDを点滅させるプログラムに挑戦しました。まずは必要な部品を接続し、回路を作成します。その後、Pythonというプログラミング言語を使用し、LEDを点滅させるプログラムを入力しました。

1回で点滅できた班もあれば、うまくいかない班もありました。点滅しないときはどこが悪いのか、回路が間違っているのか、プログラムが違うのか、一つずつ切り分けをして問題を修正し点滅させることができました。またLEDの点滅間隔を変えてみたり、LEDの数を増やしてみたりなど、生徒がそれぞれ試行を繰り返してプログラミングを楽しんでいました。

次回はアナログデータの取得・処理を学習する予定です。その後、班ごとに課題を設定し、それを解決するためのIoTプログラミングに挑戦していきます。

プログラミング講座プログラミング講座プログラミング講座プログラミング講座プログラミング講座

スーパーサイエンス講座「答えがないから面白い~探究・研究の意義&研究プロセスと学びの技法~」

9月12日(火)、これからいよいよ探究活動の実践に入る1年生が、共愛学園前橋国際大学の大森昭生学長よりご講義いただきました。探究の意義や研究の方法に加え、社会の課題についても学ぶことができました。「Society5.0の次は何ですか?」「数ある中で大森学長がヘミングウェイを研究されようと思われたのはなぜですか?」「ChatGPTを研究に使ってもよいですか?」といった質問に、さらに深掘りされたお話を伺うことができました。

群馬県SSH等合同成果発表会に参加しました

9月9日(土)に行われた「令和5年度群馬県SSH等合同成果発表会」で、理科部物理班、地学班から3組が発表を行いました。大学の先生や他校の生徒との活発な質疑応答は、今後研究活動を進めていく上で大変参考になりました。

SSH生徒研究発表会@神戸

8月8日(火)から8月10日(木)にかけて、神戸で行われるSSH指定校による研究発表会へ参加してきました。
自分たちの発表もさることながら、全国の高校生の発表や質疑応答に大きな刺激を受けてきました。

 

  

 

探究Ⅱ「データサイエンス講座」

本日、データサイエンス講座として、2名の講師をお招きし、第2学年を対象として講義をしていただきました。

暑さ厳しい中でしたが、生徒は熱心にメモを取りながら講師の話を聞いていました。

ところどころ生徒同士の話し合いを挟み、わかりやすくデータやアンケートの扱いに関する基本をお話ししていただきました。今後の探究活動をする上で大変参考になりました。

  

第1回SSH海外オンライン研修

アクロン大学(米国 オハイオ州)の教授でポリマーの研究者である三好利一先生によるオンライン研修を行いました。今回は、遠くサウジアラビアからのリモートで講義でした。桐高出身の先生がアメリカで活躍されるまでのいきさつや、日米における研究生活の違い、研究を続けるために必要なチャレンジ精神など、これからの学習や進路決定のヒントになることをたくさん教えていただきました。第2回は12月、アメリカからの予定ですが、今から楽しみです。

探究Ⅲ口頭発表会

第3学年の代表班による発表が行われました。発表者は、これまでの研究の成果を対面で1,2年生に伝えることができました。指導助言者としてお招きした群馬大学の大澤研二先生、弓仲康史先生、共愛学園前橋国際大学の張信愛先生、唐音啓先生からは、改めてテーマ設定の大切さや研究の進め方、資料や情報の扱い方等をご指導いただきました。先生方のご指摘や鋭い質問に、新しい課題を多く見つけることができました。1,2年生はこれからが本番です。今日学んだことを糧として頑張ります。

  

  

桐生市役所意見交換会

本日、15:10~16:00において桐生市役所の方々と意見交換会を行いました。

桐生市は、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて優れた取組を提案する都市として、令和5年5月22日付で国(内閣府)から「SDGs未来都市」に選定されました。令和5年度は、本市を含む28の都市が選定されました。(桐生市HPより抜粋)

生徒からMAYUの新ルートの提案がなされたり、積極的な意見が出されたりしました。

桐生市の総人口は約37年後には半減すると推計されます。将来人口の増加につながるアイディアを未来ある生徒たちと共に考えていけたらと思います。

 

テーマ検討会

5月23日(火)の5・6限は、各領域ごとに大学から講師をお招きし、テーマ検討会を行い、ご助言をいただきました。

今回の検討会では、これまで決定した各班の研究テーマ、課題設定の理由、調査方法などを発表し、生徒同士で質疑応答をしました。

事前に発表すべき内容を暗記し、練習を重ねていても大学の教授を前に発表するということで、とても緊張している姿が見られました。人前でプレゼンテーションをすることの難しさを改めて知ることができました。

最後に各講師より、講評をいただき、プレゼンテーションの基本から専門的なアドバイス、多面的なアプローチを提案していただくことができました。

今回の検討会を通して、さらに深まった研究になることを期待しています。