SSH通信

日誌

1学年探究「学びの技法」

 現在、1学年の探究の時間では、桐生高校オリジナルテキスト『学びの技法」を用いて、探究に必要な力を学んでいます。4月からスタートし、既に「リサーチリテラシー」「聞く力」「課題発見力」「読解力」「グループ学習」と、探究に必要な力や活動方法について学んできました。

 本日のテーマは「ディスカッション」です。4~6人程度のグループを作り、マイクロディベートに取り組みました。各クラス、様々なテーマでディベートを行い、立論能力、協働感覚、わかりやすく伝える説得力、質問力などを身につけることを目標に授業に臨みました。

 こんなテーマが挙げられていました!「高校は義務教育化すべきである」「日本は死刑制度を廃止すべきである」「日本は18歳以上を成人とすべきである」「生徒は学級担任を選択できるようにすべきである」「バレンタインデーのお返しは必ずすべきである」・・・興味深いですね!

 生徒は勝敗よりも、対話によって論理の弱点に気づいたり、異なる考えを受け入れつつ理解を深めることができたことに充実感を味わったようでした。

    

電気自動車MAYUの特徴と使い方

6月1日(火)2学年・探究Ⅱ「MAYU領域」において、株式会社シンクトゥギャザー代表取締役社長の宗村正弘様と、株式会社桐生再生の登丸貴之様にお越しいただき、「電気自動車MAYUの特徴と使い方」というテーマで講義をしていただきました。

 

・電気自動車の種類や特徴

・電気自動車を使った地域活性化

・MAYUの試乗

 

生徒たちは熱心に話を聞き、積極的に質問をしていました。途中、MAYUの車体価格を知って生徒が驚く場面もありました。

また、授業の後半では実際にMAYUに試乗し、その乗り心地を体験しました。初めて乗った生徒も多く、思ったよりもスピードが出ることにびっくりした様子でした。

天気が良く、風の気持ちいいドライブ日和でした。

 

 

生徒たちにとって貴重な経験となりました。ありがとうございました。

6月15日に予定されているテーマ検討会に向けて、来週以降も再度班ごとに議論していきます。

 

    

2年生 環境領域 「地域力による低炭素社会の構築」

5月18日(火)2学年・探究Ⅱ「MAYU領域」において、群馬大学大学院理工学府の野田玲治准教授をお招きし、「地域力による低炭素社会の構築」というテーマで講義をしていただきました。

・なぜ二酸化炭素の排出を抑える必要があるのか
・エネルギーの歴史やSDGsについて
・環境にかかる負荷を評価する方法

新しい知識だけでなく、環境に関する考え方や視点についても知ることができ、生徒たちにとって貴重な経験となりました。

また、授業の後半では班ごとに議論してきたテーマ設定について、野田先生にご助言をいただくことができました。6月15日に予定されているテーマ検討会に向けて、来週以降も再度班ごとに議論していきます。

 

講義の様子  テーマ検討の様子

2年生 探究Ⅱ SSH校内発表会

1 27 日(水)に、2年生のSSH校内発表会を実施しました。
班別に設定したテーマについての探究活動の成果をポスターにまとめ発表しました。 コロナウイルス感染防止対策を行ったため、例年とは異なる形式となりました。 生徒は内容について互いに質問しあったり、前橋国際大学や群馬大学から招いた講師の方から指導講評をいただきました。    

     

1学年理数科「第3回スーパーサイエンス講座」を行いました

12月8日、1学年理数科対象の「第3回スーパーサイエンス講座」を開催しました。群馬大学教育学部の日置 秀彰 先生を講師としてお招きし、2時間連続の実習講座を受けました。テーマは「発光の化学」。ルミノールと過酸化水素水にペルオキシダーゼという酵素を作用させると発光する「ルミノール反応」を題材に、加熱するタイミングによって発光の様子が異なる理由を検証しました。限られた時間内ではありましたが、班ごとに仮説を立てて計画を組み、実験を通して考察にたどり着く様子が見られました。また、最後には班ごとに発表を行いました。各班と考えを共有することで、より深い考察に繋げることができたようです。